Otama's Playground

AIで遊んだ結果などをつらつら載せていきます。

KritaのStableDiffusion拡張を使用して落書きから画像生成する方法

Kritaというお絵描きツールにStableDiffusionのインテグレーションプラグインがあり、落書きからの画像生成ができるらしいので試してみます。

Kritaとプラグインの設定手順

1. Kritaのインストール

各OS用にインストール用バイナリが用意されてそうです。

krita.org

2. StableDiffusion用の拡張をダウンロード

まず、以下からkrita-ai-diffusionダウンロードします。特に理由がなければ最新で良いかと。

github.com

3. StableDiffusion用の拡張をインストール

ダウンロードしたzipをKritaのUIからインポートします。インポートしたらKritaを再起動。

  • ツール > スクリプト > Pythonプラグインをファイルからインポート

「ファイルからインポート」ボタンの場所

4. いったんお絵描き画面を出します。

お絵描き画面じゃないと設定画面が出せないので、「新しい画像」画面を出します。

新しい画像

作成

5. Stable Diffusionのパネルを表示させる

デフォルトだとAI生成用のパネルが表示されていないため表示させます。

表示させる用のオプション

右下に下の画像のようなパネルが表示されればOKです。Configureをクリックして設定画面を出します。

AI生成用パネル

6. AI生成用のサーバーとモデルをインストール

Local Managed Serverをクリックし、表示されたInstallボタンをクリック

同時にSD1.5やCLIPモデルもインストールされるので少し時間がかかります。

サーバーのインストール

実際に生成を試す

リアルタイム生成を試してみます(モデルはいったんデフォルトでインストールされるFlat2D-Animergeを使用します)。

以下画像のLiveボタンからリアルタイム生成機能を表示し、再生(?)ボタンをクリックしてLive Previewを開始します。

リアルタイム生成の場所

実行ボタンの場所

生成結果

こういうペイントツール不慣れ(特にレイヤ周り)なので、妥協しましたが、そこそこ思った感じで生成できたと思います。

生成結果-背景

生成結果-人物

生成結果