wordpressがどんなものか気になったのでお試しもかねてローカル環境で起動してみました。備忘もかねてセットアップ手順を整理したので、ぜひ活用してください。
起動までの手順
- Dockerのインストール
- コマンドを実行
- ブラウザからwordpressにアクセスする
1. Dockerのインストール
任意の方法でDockerをインストールします。自分は↓からインストールしました。
2. コマンドの実行
Powershellなどのコマンドラインで以下のコマンドを実行します。これによりwordpressとデータベースのコンテナが接続可能な状態で起動します。
初回起動ではimageのダウンロードが挟まるため、起動まで数十秒ほどかかります。
docker network create wp_net docker run --name db --net=wp_net -e MYSQL_ROOT_PASSWORD=test -e MYSQL_USER=test -e MYSQL_PASSWORD=test -e MYSQL_DATABASE=database -d mysql docker run --name wp -p 8080:80 --net=wp_net -d wordpress
(https://hub.docker.com/_/mysql)
(https://hub.docker.com/_/wordpress)
3. ブラウザからwordpressにアクセスする
コマンドの実行が無事完了したら、ブラウザからhttp://localhost:8080/
にアクセスします。以下のような画面が出たら成功です。
セットアップ手順
- 言語選択
- データベース設定
- WordPressのセットアップ
- ログイン
- セットアップ完了
2. データベース設定
コマンドをコピペしてコンテナを起動した場合は、↓と同様に入力すれば次のステップに進めるはずです。(パスワードはtest
)
3. WordPressのセットアップ
後はインストラクションに沿って進んでいくだけです。
4. ログイン
3で設定したユーザーでログインします。
5. セットアップ完了
この画面まで来たら作業は完了になります。テキトーなプラグインを試してみたり、テキトーな記事を書いてみたり遊び放題です。
コンテナを削除する
コンテナは起動しっぱなしだとPCのリソースを食うため、不要になったら削除しましょう。削除するとwordpress(コンテナ)上で編集したデータも全部一緒に消えてしまうので注意してください。(コンテナからデータを取ってくる方法もありますが、ここでは触れません。)
Docker Desktopを使用している場合、以下のようなUIがあるのでゴミ箱マークから削除してください。
UIがない場合は以下のコマンドで削除します。
docker stop wp db docker rm wp db docker network rm wp_net
最後に
どうだったでしょうか?
ローカル環境、さらにdockerコンテナ内ということもあり、何を気にすることもなく制限なしで遊び放題なのが利点だと思います。wordpress自体を試してみたいって方、本番環境に適用する前にローカルで一回テストしてみたい方、暇な方など、ぜひこの手順を活用してみてください。