Otama's Playground

AIで遊んだ結果などをつらつら載せていきます。

【Stable Diffusion】ComfyUIを使って画像生成AIで遊んでみよう【導入編】

これから、Stable Diffusionに関して遊んだ結果を共有する記事を書くとして、毎回導入方法を書くのは煩わしいので、参照先として記事を書いておこうと思います。といってもリポジトリに書いてある内容をかみ砕いて説明するだけなので、自分で読みたい方は↓のリンクから読みに行けます。

github.com

導入方法

この章では本体をインストールする手順を紹介します。ComfyUI-Managerの拡張機能を一緒に導入しておけば、他の拡張機能やモデルの導入がUI上で簡単にできるようになります。結構便利なので勝手に手順に含めさせていただきました。(不要な方はインストールする手順を飛ばしてください)

方法1:Windowsでスタンドアロン版を使用する場合(NVIDIA GPU、もしくはCPU実行のみ対応)

  1. 下のリンク先すぐ下にDirect link to downloadというリンクがあるのでそこからダウンロードして7zipで解答してください。
  2. ComfyUI-Managerをインストールする
    • 解凍したディレクトリ/ComfyUI/custom_nodesディレクトリ内で次のコマンドを叩く
    • git clone https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager.git
  3. run_nvidia_gpu.bat(NVIDIA GPUの場合)、もしくはrun_cpu.bat(CPUの場合)を実行する。
  4. 完了(自動的にウェブアプリケーションが起動する)

方法2:comfy-cliを使用する方法(NVIDIA, AMD, Intel GPUは対応してそう)

ローカルを汚したくない方はvenvなどの使い捨て可能なpython環境を使用してください

  1. pip install comfy-cli
  2. comfy install ※ComfyUI-Managerも一緒にインストールされます
  3. インストールされた先にあるmain.pyを実行する
  4. 表示されたURLにブラウザからアクセスする

方法3:Manual Install

NVIDIA, AMDの場合

  1. 任意の環境にgit cloneしてくる
    • git clone https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI.git
  2. GPU固有のDependencyをインストール(cudaなど)
    • AMD
      • pip install torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/rocm6.0
    • NVIDIA
      • pip install torch torchvision torchaudio --extra-index-url https://download.pytorch.org/whl/cu121
  3. その他Dependencyのインストール
    • pip install -r requirements.txt
  4. ComfyUI-Managerをインストールする
    • custom_nodesディレクトリ内で次のコマンドを叩く
    • git clone https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager.git
  5. python main.py
  6. 表示されたURLにブラウザからアクセスする

NVIDIA, AMD以外を使用している場合

Intel GPU, Apple Mac silicon, DirectMLもManual Installで対応できるとのことです。マイナーだからなのか若干ずつ異なる手順なので気になる方はリポジトリを参照して作業してみてください。

最後に

ブラウザにアプリケーションが表示出来たらとりあえず導入編はおしまいです。

アプリケーション画面