Otama's Playground

AIで遊んだ結果などをつらつら載せていきます。

Blender x ComfyUI:ComfyUI-BlenderAI-nodeの導入方法

3DCGソフトとかでレンダリングした結果をそのままComfyUIで使用したいって思ったことありませんか?自分はモデル作って、画像保存して、ComfyUIで読み込んでって流れでやってたので、正直面倒でした。探してみたところそれっぽいBlender拡張「ComfyUI-BlenderAI-node」があったので、導入方法を紹介します。

※動かせるところまで試しましたが、思ったようなものではなかったので、生成までは試してません。もしかしたら試してみたいって方がいるかもしれないので、導入のインストラクションだけおいておきます。

ComfyUI-BlenderAI-nodeの概要

以下から入手できます。Blenderのレンダリングした結果をComfyUIにストリーミングでき、3Dモデルを編集した結果から画像生成することができます。

github.com

導入方法

リポジトリの内容をかみ砕いてるだけなので、分からない部分があればリポジトリの方を読んでみてください。

https://github.com/AIGODLIKE/ComfyUI-BlenderAI-node?tab=readme-ov-file#installation

1. Blenderのインストール

公式サイトから入手してインストールします。

www.blender.org

2. Blender上でComfyUI BlenderAI nodeをインストール

以下のようにたどって、アドオンの設定画面を開きます。

  • Edit > Preference > Add-Ons

Preferenceの場所

Installボタンをクリックして、下記にあるリンクからダウンロードしたzipファイルをインポートします。(僕は1.5.1を使用しました)

github.com

3. ComfyUIのインストール

以下のどちらかの方法でComfyUIを導入します。

方法1:ComfyUIを直接導入する

初めての方はこちらで良いと思います。

Stable Diffusionの簡単インストールガイド:Windows、CLI、手動の各方法を徹底解説 - Otama's Playground

方法2:StabilityMatrix(統合環境)経由でインストールする

StabilityMatrixの導入方法:Stable Diffusion関連ツールを効率的に管理 - Otama's Playground

4. ComfyUI Pathの設定

ComfyUI Pathに3でインストールしたComfyUIのパスを設定します。custom_nodesディレクトリなどが入っているディレクトリを指定してください。

ComfyUI Pathの場所

5. Python Pathの設定

Python Path(ComfyUI Pathの下)に3でインストールしたComfyUIが使用するpython.exeのパスを指定します。

うろ覚えですが、スタンドアロン版ComfyUIの場合はおそらくpython_embeddedディレクトリ内、StabilityMatrixの場合はPackages/{パッケージ名}/venv/Scriptsディレクトリ内にあります。

6. ComfyUI Nodeを開く

ComfyUI Nodeを開き、Launch/Connect ComfyUIをクリックします。

ComfyUI Nodeの場所

Launch/Connect ComfyUI

最後に

使用方法の説明が不十分だったり、ところどころ英語に翻訳されてなかったりするので、第一印象としてはあまりおすすめは~できないかなあ...という感じです。

これを使いこなすんだ!!っていう熱意とBlenderの知識がないと挫折しそうです。